あの約10ヶ月に及ぶ恐るべき戦（本体同根版まで出るすごいゲーム作ってました）が終わり、休む間もなく次の聖戦に向けて着々と準備を整えるオラ。”アンビエントオクルージョン”
それは爆発的に増加したポリゴン数と複雑化するシーンの中で生まれた魔法の杖。
＄245の救世主。
だが、偽の「景気回復」の荒波に翻弄されるオラにとって「仕事では使わないけどちょっと試してみたいから」という理由で手に入れるには、それは、あまりにリスキーな価格。
・・・・というわけで、なんとか無料でそれっぽい気分を味わいたいと探していたところ、max9のメンタルレイには標準でそういうマテリアルが付いていました。
つまり「青い鳥は実は目の前にいた」現象その2.
そして、頂点カラーに対して似たような作用をする物として、Pits&Peaksがあります。（max9動作確認済み）
以前発見したVCtools2にはこの機能が含まれていましたが、それと違って単体のスクリプトをポンと任意の場所に置くだけで機能するのがありがたいです。
メリケン人は、これを使って汚しマスクを半自動的に生成する手法を編み出しています。
そういうわけで、いまぼくが何をしているかというと、昨年もやりかけていた、
・モデリングに凝る（面取り等ディテールをちゃんとモデリング）
・その分次世代機向けUV＆マテリアル＆texは楽に生成する手法を探る。
というワークフローの研究を再開しています。
プリレンダなら、むしろ以前より簡単に高品質な画像が作れる時代になりました。
しかし、次世代ゲーム機向けデータの場合、従来と同じ職人芸的な方法論でデータを作っていたら、とてもコストが合いません。
また、そのような職人芸に対応できる人材も限られているのが現状のようです。
いくら’オレ様’一人が最強でも、他の人がショボ絵しか出せないようではショボゲーになるし、それに対して愚痴を言うだけでは真の強者とは言えません。
なので、それを解消する為の方法論をいまから見出そう、というのが、ぼくの思惑です。
でも仕事だったらDSでチマチマ緻密な職人芸的な絵作りをする方が気持ちいいとか思ってしまうゲーム野郎なオラ。
