今日は電車の中で電話をしました。
少々心苦しく思いながら。しかも、「恥辱技を掛けてゲージを上げてください」と。
電車の中はうるさいので、相手は聞き返してきます。
そこで大きな声ではっきりと言いました。
「そうです恥辱です。恥辱技です!」と。
さらに「そう、エッチです。Hムーブと言います」とも。
周辺の人にお構いなく。
元気にはっきりと。
仕事だから仕方なかったですが、まるで何かの罰ゲームのようです。
本当にありがとうございました。
何が言いたいかというと、こう見えてもシャイなぼくとしては、この行為自体が恥辱技だったなあ、という事です。
本当にありがとうございました。
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さて、そんなぼくですが、昨日nintendoDSを買いました。
前から欲しかったのですが、ゲームをやっている場合ではないので、我慢していました。
どこにも売ってないし。
でも仕事だから仕方ありません。
買わないと。
むふふ。
で、お金を掴んでナマハゲの如く町を徘徊しました。
「DS売っでる店はないが〜?」と。
当然売っていません。
近くの駅の、大きな町に行ってデパートや大手電器店も回りましたが、Liteどころか旧型すら一個もないことが分かりました。
低性能ハードなので、おそらく実物を買って最新ソフトの画面を確認しないと、いい絵が作れません。
次第に「Liteなら欲しいけど旧型はイヤだな」などと贅沢を言っている場合ではない事が分かってきて青ざめました。
昔のファミ通の「こんなゲーム機はイヤだ」という企画を彷彿とさせます。
三位:新品なのに毛が挟まっている
二位:溝という溝にゴミが詰まっている
一位:どこにも売っていない
みたいな。
「どこにも売っていない」
「どこにも売っていない」。
昔のファミコンやガンプラのようです。
この物の飽和した時代に、なんということでしょう。
ションボリしながら帰ろうと思い、最後にあまり期待していなかったユザワヤも見てみる事にしました。
キタ!
あった!
スタンド使いは引かれ合うというのは本当だ!
しかもカラーはぼくが狙っていたエナメルネイビー!
やはりぼくは今日DSLiteを購入する運命にあったのだっ!!
と感動しているぼくの目の前にカポーが。
一瞬、戦慄が走ります。
何故なら、目の前のカップルがオレ様の!DSをっ!買おうとしているからです!!
しかも、割と買っても買わなくても良さそうな態度で!!!!
「ヲイ、ちょっと待て!オレ様のDSに何をするつもりだ!!」
一瞬何かがぼくの中で沸騰しましたが、ぼくの中の冷静な部分がクールに状況を分析しました。
そう、目の前のDSは二つあります。
カップルは一組。
つまり大人らしく堂々と順番を守れば問題なし。
・・・・問題ないか!?
買おうとしていたのは女子の方。
ここで男の方が「モレも漏れも」と購入する気になったらどうだろうか!?
マズイ!!
この刹那、私は男児としての選択を迫られる事になる。
もしも奴らが二つとも購入する気になったら、私は以下いずれかの対抗手段を採らざるを得ない。
1.背後でげふんげふんと咳払いしてオレ様も購入したがっている事をそれとなく伝える。
2.「その一個はオレのだあ!」とダイレクトに言い、湿った鼻息で威圧する。
3.背後で般若心経を唱えて退散してもらう。
いずれにしても、人間性を疑われかねない選択です。
しかし、見ず知らずの男女に人間性を疑われたところでどうだと言うのでしょう。
肝心なのは、私自身が私の目的を果たす事です。
「他人がどう思うか」ではない!「自分の成すべき事を成す!」これが大切なのだ!!
さあ、奴らが動いた刹那、オレは自らの魂に従って行動を起こすぞ!!
とか脳内討論をしていたら、婦女子が一個買っただけでした。
ショーケースを空けた店員さんに、すかさず「ぼくも一個ください」と言いました。
刹那の危険な賭けに出ずに済みました。
ふう。
ちなみに、カポーが本当に二個買おうとしたら、恐らく普通に事情を話して一個譲ってくれるように頼んだと思います。
ボクも大人ですからね。
こうして、ぼくは気になって仕方なかったエナメルネイビーのDSLiteを入手しました。
外箱はコンパクトかつシンプル。
しかし重量はかなりのもので、満足感があります。
これでやってみたかったあれやこれやのゲームが出来るわけです。
良かった。
で、家に帰って実際空けてみたら巷での評判どおり、指紋がすごく付きます。
最高に滑らかな表面なので、非常に指紋が目立ちます。
本当にありがとうございました。